ホスト監視という観点ならfree
コマンドの used / total で十分。
桁数が多すぎて見づらかったら-k
や-m
でKB単位やMB単位にする。
新しめのfreeコマンドなら-h
でいい感じの単位で表示してくれる。
詳しくはmanを見よ。
メモリの空き率としてfree / totalを使うのは愚かである。 OSは空きメモリを積極的にキャッシュに利用するから、システムの稼働時間とともにfree領域は小さくなっていくことは当たり前だ。 より詳しくメモリの利用状況を調べる必要が出てきたら、あれこれ調べる前にこのページを読む。 nopipi.hatenablog.com
古いkernelバージョン、freeコマンドでは-/+ buffers/cache
という列が表示される。
基本的にはこちらの情報を参考にすれば良い。
名前通りバッファやキャッシュ用に使っているメモリ領域を加減算して表示している。
下の例ではおおよそのメモリ使用率は569 / 3955 ≈ 6.95
で約6.95%と評価して良い。
例: CentOS 6のfreeコマンドの出力
$ free -m total used free shared buffers cached Mem: 3955 1308 2646 10 147 591 -/+ buffers/cache: 569 3385 Swap: 0 0 0